PhotoClef.(フォトクレフ)はカメラと日常を過ごすことを応援しています。
D-LUX8で撮る愛犬ポートレート|ふんわり写す色味と撮影テクニック

D-LUX8で撮る愛犬ポートレート|ふんわり写す色味と撮影テクニック

2026/04/26

今回はsnap#12として、「LEICA D-LUX8」のレビューです。
うちの子の作例と設定をご紹介します。色味の設定と、各作例には実際の焦点距離やF値が記載されていますので、同じ設定にして同じように撮影すれば、あなたもうちの子を美しく撮れるようになります。
過去10記事以上このカメラのスナップ記事を書いてきて、過去最高の写真になったと断言できます。

■使用したカメラ

コンパクトカメラの新製品「ライカD-LUX8」は、アイコニックなデザイン、直感的なインターフェース、卓越した画質を特長としています。2024年7月より発売予定で…
leica-camera.com

今回撮影に使用したのは、「PhotoClef.」ではお馴染みとなった「LEICA D-LUX8」です。2024年に発売された、マイクロフォーサーズセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラです。
正直に言って価格は全然可愛くないのですが、意を決してこれを購入してから、今回の愛犬と公園に行くだけとか、喫茶店でコーヒー飲むだけとか、普段の何気ないお出かけにとてつもない彩りを添えてくれます。

本当にペットと暮らしている方にはこのカメラを使ってほしいので、おすすめポイントの説明と作例を紹介していきます。

■なぜこのカメラが良いのか

①軽くて小さい
常に持ち歩くカメラとして一番重要な要素だと思います。もちろん所謂「デジカメ」と呼ばれるものを想像するとそれよりは大きいのですが、カメラを持つためにカバンを大きくしなくて良いのはかなりの強みです。
ミラーレスカメラを使う方が一番ネックと思っているのが「レンズが出っ張っている」ということだと思うのですが、このカメラは沈胴式ズームレンズなので全然出っ張っていません。

LEICA D-LUX8 外観レビュー|質感・デザイン・サイズ感を実機でチェック
「LEICA」は不思議な存在です。特にカメラを趣味としていないような人でも、「LEICAのカメラは高い」ということくらいは分かっていることが多いです。車で言うと…
photoclef.hiho.jp

②右手でほぼすべての撮影操作が可能
「LEICA D-LUX8」は操作系統がとてもシンプルにできていて、右手で電源オン、ズーム操作、撮影まですべて行えます。荷物を持っていたり、愛犬を抱っこしているという状況では、片手で完結するというのは大きなメリットです。
別売アクセサリーのオートレンズキャップをつければ傷や汚れも安心。詳細はこちらの記事をご覧ください。

LEICA D-LUX8 アクセサリー完全ガイド|必須アイテムと相性の良い周辺機材を紹介
「LEICA D-LUX8」過去3回のレビューで、常に持ち歩くカメラとしての所有欲と性能を持ち合わせている素晴らしいカメラであるというのは分かっていただけたと思…
photoclef.hiho.jp

③スマホの数段上、でも一眼ほど気張らない画質
こちらはこのあとの実際の作例を見ていただければ分かりますが、本当に良すぎてスマホで撮影なんてできなくなってしまいます
当然巨大ミラーレス一番カメラにはかないませんが、本当に生活に彩りを添えてくれる画質と色味をしたカメラです。

■おすすめ設定

これまでのsnap記事はスタンダードのノーマル(初期設定のまま)で撮影していたのですが、今回はカスタムしています。

JPG設定STD(スタンダード)
コントラスト-2
彩度-1
シャープネス-2
ホワイトバランス曇り

全体的に柔らかめの調整を入れています。特にホワイトバランスを「曇り」にしたのは温かみのある色味を実現したかったからですね。もちろん色温度指定もできるので、6000Kくらいにすると似た感じにできると思います。

■作例

今回は晴天の屋外だったのもあり、望遠端開放を積極的に使っています。

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

望遠端をうまく使うと、非常に大きなぼけを作ることができます。

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

彩度やコントラストを下げると、ライカの濃厚な描写は残したまま爽やかな雰囲気をプラスできます。
「LEICA D-LUX8」はホワイトバランスの色相を詳細にいじる機能がないので、ホワイトバランスを曇りに固定することでやや暖色側にしてみました。

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

マイクロフォーサーズの限界か被写界深度の調整は難しく、前ぼけと後ぼけを両方活用しようとするようなシーンではどっちつかずのものになってしまいます。
このような複雑な被写体の場合はAFも迷い安く、MFを活用したほうがよいですね。

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

鼻にピントが合っており、目からはぼけ始めてしまっていますね。
ここは開放ではなく少し絞っても良かったなと思いました。「LEICA D-LUX8」はレンズに絞りリングがついていますので、そういった調整もしやすいです。

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

このような白い毛の犬と黒い毛の犬を同時にフレームに入れる場合、ホワイトバランスがオートだとカメラが迷って白飛びしてしまいがちです。
このこの写真ではギリギリ耐えていますね。やはりセンサーが大きいことの利点があると思います。

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

ここからは末っ子の写真にフォーカスしていきます。

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

風でなびく毛、草花の鮮やかな緑ととっても爽やかな写真になっていますね。
犬に高さを合てカメラを構えると、

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

日差しのタイミングによってはこんな感じで幻想的に仕上がる場合もあります。
これはこれで良いですよね。

LEICA D-LUX8 / 23.3mm(52mm) F2.8

写真とは関係ないんですけど、花粉や虫などが体についてしまう可能性が高いので、こういうところで遊んだあとは念入りに払うことをお勧めします。事前に虫よけスプレーなどが使えたらもっといいですね。

LEICA D-LUX8 / 24.2mm(54mm) F2.8

表情が可愛いですね。
長毛の描写がとても綺麗ですが、最近のスマートフォンはAI補正がついているので、なかなかこういう感じにはなりません。長毛の子と暮らしている方は、スマホで撮った写真を「なんか塗り絵みたいだな」と思ったことがあると思います。

LEICA D-LUX8 / 32.6mm(72mm) F2.8

縮れ毛の感じも、綺麗に描写されています。

LEICA D-LUX8 / 34.0mm(75mm) F2.8

抱っこしてもらうと急に眠くなります。
ニットの色味もすごい綺麗に発色してると思います。

■まとめ

「LEICA D-LUX8」は携帯性と性能のバランスが最も取れた、常に持ち歩ける最高のカメラです。
晴天の屋外は最も条件の良い環境ですが、片手で簡単にこの描写が得られるとは…ペットを飼っている方には全員絶対使ってほしいですね。