Xperia 1 Ⅷが発表されました。
前々機種にあたる「Xperia 1 Ⅵ」を約2年使用していて、「次のXperiaが出たら買い替えようかな」と考えていた自分が、新機種発表を見て感じたこと、出した結論について書ければと思います。
ちなみにXperia 1 Ⅵのnoteレビュー記事はこちら。
■そもそも「だから私は、Xperia」なのか
過去iPhoneやGalaxy Z Foldなども使用したことがありますが、Xperiaに戻ってきてしまう理由としては以下の3つがありました。
①SONYというブランドが好き
昔からSONYというブランドが好きです。メインで使っているミラーレスカメラもSONYで、先進的なスペックとかっこいいブランドイメージ。たまに前衛的過ぎて失敗する時もありますが、そんなところも含めて好きです。
②カメラ周りの「唯一無二」なアイデンティティ
Xperiaシリーズは他社のスマートフォンにはないカメラ機能がたくさんあります。
絶妙な位置にある独立した物理シャッターボタン(しかも半押しでオートフォーカスが効くのはXperiaのみです)、「α」に由来する自然な色味、機能、UI、フォーカス性能などは唯一無二のものです。
国外で1インチセンサーやLEICAレンズを搭載したスマートフォンがありますが、本物のカメラのようにシャッターボタンでAF-Cが動作して撮影できるようなものは存在しません。
③基本性能の安心さ
特に「Xperia 1 Ⅵ」以降は、数値スペックを追い求めるのではなく実際の使いやすさを重視するように変わったような気がします。4Kディスプレイを廃止してバッテリー寿命を優先したことは本当に英断でした。
SoCなどはある程度ハイエンドのものであれば同じですが、スピーカーの音質などは明らかに良いので動作視聴時などにも違いを感じますね。
■Xperia 1 Ⅷはどこが進化したのか
最新のXperia 1 Ⅷ、SoCの基本性能が…のような、新型で当然出てくる部分は置いておいて、ここでは特にカメラ周りの進化について考えたいと思います。自分も買い替えるかどうかの一番のポイントはカメラ性能でした。
①望遠カメラの性能がアップした
望遠カメラのセンサーサイズが約4倍になったことで、暗所性能やぼけ量は当然かなり改善されました。ズームレンズから単焦点(からの2倍切り出し)になりましたが、センサーサイズが大型化によりこちらの方が間違いなく画質がよくなるでしょう。
②「AIカメラアシスタント」で最適な色味を提案してくれる
写真撮影時にAIが自動でシーンを判別し、カメラの設定(色味やどのレンズを使うかなど)を提案してくれる機能が追加されました。Xperiaには「α」と同じクリエイティブルックという様々なフィルター機能があるので、その中で一番合ったものが候補として出てくるというイメージです。
■結論:Xperia 1 Ⅷを購入するのか?
結論として、「今回は購入を見送る」とすることにしました。
誤解のないように書くと、Xperia 1 Ⅳ以前の機種を使っている方にとっては大幅なバージョンアップとなるので買い替える価値は十分にあります。他社のスマートフォンでも、カメラが綺麗な機種がいいなとか、Android特有のソフトウェア補正がかかった画作りが苦手という方にとってはとても魅力的な機種です。
理由は以下の3つとなります。
①カメラのバージョンアップが、自分のスタイルと合わない
今回は望遠レンズのバージョンアップのみで、広角はXperia 1 Ⅵと、超広角はXperia 1 Ⅶと据え置きとなっています。
カフェや近距離でのペット、家族撮影が多い自分にとって、望遠レンズのバージョンアップはそれだけで即購入となるようなポイントではありませんでした。望遠レンズは70mm単焦点ですので、これが必要になるようなシーンでは常に持ち歩ている「LEICA D-LUX8」を使うためです。
②「AIカメラアシスタント」が不要
最適な色味を提案してくれる「AIカメラアシスタント」についても、事前にクリエイティブルックで自分の好きな色味を調整して理想の色味を作った状態、「明確にこれで撮りたい」というビジョンがあるので色々な提案というのは自分にとって不要な機能でした。
AIによる自動提案ではなく、クリエイティブルックのバージョンアップであればかなり嬉しかったです。最新のα7Ⅴなどに実装されている「FL3」ルックの追加、または各ルックの詳細な設定調整があればそれだけで買う価値があったのではないかと思います。
③スマートフォンとして、Xperia 1 Ⅵが完成されている
ディスプレイやスピーカー、バッテリー持ちについては十分満足しており、Xperia 1 ⅥのSoCでも最新の3Dゲームも問題なくプレイ可能です。一番下のスペックでも約24万円のXperia 1 Ⅷに買い替えるほどの変化を感じるコストパフォーマンスは無いかなと思いました。
■まとめ
Xperia 1 Ⅷは単体で見れば素晴らしいスマートフォンです。
繰り返しになりますが3年以上前や他社のスマートフォンを使っていてカメラ性能に不満がある方は、必ず満足できるものになっています。
ただ自分は今回のバージョンアップを現状を比べたところ、今回は見送ろうという結論になったというだけです。「Xperia 1 Ⅵ」で十分では?という方は、整備済み品が「Xperia 1 Ⅷ」の半額で購入可能なので、こちらを検討するのも全然おすすめです。
今回背面デザインの変更が大きくフォーカスされていますが、個人的にはそこは特別視はしておらず、むしろ他に大きな機能アップが望遠レンズくらいしかないなとかなというところ。
きっと来年「Xperia 1 Ⅸ」?は、一番使用するメイン広角カメラの刷新がきっとあると思いますので、その内容に期待したいと思います。
