TAMRON 70-300mm F4.5-6.3 DiⅢ RXD in Tokyo Disney RESORT

TAMRON 70-300mm F4.5-6.3 DiⅢ RXD in Tokyo Disney RESORT

今回はTAMRONの望遠ズームレンズ「70-300mm F4.5-6.3 DiⅢ RXD」をレビューします。
新品でも6万円台、中古では更に安い価格でフルサイズ300mmを実現するこのレンズ、東京ディズニーリゾートで使えるか気になっている方多いのではないでしょうか。

■このレンズについて

SONY Eマウントはサードパーティも含めてたくさんの望遠レンズが発売されていますが、このレンズはその中で最も安く、フルサイズデビューした方が最初に気になるレンズではないでしょうか。
ショーやパレードを撮影するには望遠レンズが必須と言えますが、逆にそれ以外のシーンではここまでの望遠はあまり必要がなく、つまりそれは使用頻度がとても低いということになります。
使用頻度が低いものに高いお金を払う方は少ないでしょうから、一番安いこのレンズが果たしてどのくらい撮れるものなのか、実際の作例と共にレビューしていきたいと思います。

■東京ディズニーリゾートでの作例

265mm F6.3 / うさたま大脱走!

300mmという焦点距離は、東京ディズニーランドでは十分です。
しっかりキャラクターのアップを撮影することができます。動きがそれほどないシーンであれば、解像感も良いですね。

270mm F6.3 / ディズニー・クリスマス・ストーリーズ

AFモーターRXDは率直に言って早いとは言いづらいです。
もちろん日中のショーやパレードで撮影が難しいというレベルではありませんが、望遠端F6.3で忙しく動き回るキャラクターをAFで追う場合、合焦優先で行くとこのように色乗りが悪くなる場合があります。コントラストが低下する、という指摘は同じモーターの「28-200mm F2.8-5.6 DiⅢ RXD」でも見られましたね。

300mm(450mm) F6.3 / クラブマウスビート!

Super35mmモード(105-450mm)で使用すると超望遠の域になってきますので、ショーベースの後方でも気にせず撮影することができます。

300mm F6.3 / エレクトリカルパレード・ドリームライツ

夜のパレードはF値の暗いこちらのレンズは苦手です。
キャラクターに思い切り寄って、動きが止まった瞬間を狙いましょう。このようにとてもはっきり綺麗に撮影することができます。

147mm F5.0 / エレクトリカルパレード・ドリームライツ

ミッキー、ミニーの撮影は特に難易度が高い(キャラクターが暗い+動きが早い)ので、しっかりよく見て瞬間を切り取ることが大切です。
とても綺麗に撮れているので、「F2.8通しみたいなレンズ要らないのでは?」って思っていただけたらとても嬉しいのですが、こちらはISO10000です。F2.8であればISO2500程度で撮影することができ、よりノイズの少ない画になります。それに何よりもブレが少ない。失敗が圧倒的に少なくなります。

289mm F6.3 / エレクトリカルパレード・ドリームライツ

人間キャラクターの場合は小さいこと、顔に影などが入りやすいのでより暗いことから更に難易度が高くなります。手振れ補正も搭載されていませんので、しっかり構えてその瞬間を待ちましょう。

300mm(450mm) F6.3 / トータリー・ミニーマウス

東京ディズニーシーのハーバーショーの場合、Super35mmモードの450mmあれば十分に撮ることができます。
ただし「ビリーヴ!」のような夜間のショーでは450mmでも足らず、F値とAFモーターの性能の限界がありかなり厳しいでしょう。

■まとめ

東京ディズニーリゾートでのおススメ度 ★★★☆☆
風景 ★☆☆☆☆(向いていません)
フード ★☆☆☆☆(最短撮影距離が長く、何も撮れません)
グリーティング ★☆☆☆☆(向いていません)
アトラクション ★☆☆☆☆(何も撮れません)
ショー ★★★★☆(だいたい撮れますが、限界も)

やはり最大の特徴は価格の安さと軽さです。お気軽300mm望遠レンズとしては圧倒的に敷居が低くコストパフォーマンスが高い製品ですが、デメリットをしっかり認識して撮影に臨まないと思ったように撮れないぞ?となってしまうことが多いので、初めての望遠レンズとして購入するのは注意が必要です。