今回はTAMRONの望遠ズームレンズ「70-180mm F2.8 DiⅢ VXD A065」をレビューします。
2025年にNikon Zマウント版が発売されましたが、今回使用しているのはSONY Eマウント版になります。
■このレンズについて
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F2.8通しの望遠レンズというと一般的には「ナナニッパ」と呼ばれる70-200mmの白いレンズを想像される方が多いと思います。
こちらのレンズの特徴は以下となります。
- 焦点距離が180mmと短い(200mmと比べると一回り小さく写る程度)
- 855gと、1kg越えが当たり前のナナニッパ界では最軽量
- 「G2」になり手振れ補正が追加、AFも爆速に
- 価格はナナニッパの半額程度
一日中持ってあることになるディズニーにおいては軽いことは非常に重要ですが、そんなレンズがどのくらい使えるものなのか、実際に撮影した写真と共に見ていきましょう。
■東京ディズニーリゾートでの作例

70mm F2.8 / パレードルート
このレンズは広角端の最短撮影距離が0.3mとかなり短くなっています。

180mm F2.8 / トイズ・ワンダラス・クリスマス!
まずは2025年から新しく始まったクリスマスのショー「トイズ・ワンダラス・クリスマス!」から。
180mmという焦点距離は東京ディズニーランドにおいては十分な焦点距離で、しっかりと対象を撮影することができます。
足らないとすれば「ショーベースの後ろのほう」や「休日の立ち見5列目など相当な後方になった時」だけですね。

99mm F2.8 / トイズ・ワンダラス・クリスマス!
近づいてきたダンサーさんを急に撮影しても、このレンズのVXDモーターは高速のオートフォーカスで対象を捉えてくれます。以前のRXDモーターでも基本的には撮影できるのですが、バタバタしたシーンでは追い付かないこともありました。

180mm F2.8 / トイズ・ワンダラス・クリスマス!
パレードルートのような背景がごちゃごちゃしているシーンでも、ぼけが大きいため対象だけをしっかり浮き上がらせて撮影することができます。

180mm F2.8 / トイズ・ワンダラス・クリスマス!
180mmでF2.8というスペックは、全身を撮影してもこの通り。
ポートレートにもうまく活用できそうですね。背景にいるのは最後尾を付いていく大量のゲストです。

180mm F2.8 / トイズ・ワンダラス・クリスマス!
雪や泡の演出はオートフォーカスが迷子になるものの筆頭ですが、万が一持っていかれても落ち着いて対象を切り替えていけば機会損失は発生しません。

165mm F2.8 / ディズニー・ハーモニー・イン・カラー
続いて「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」から。
位置取りによってはまっすぐ歩いてくるキャラクター達を正面から捉えることができます。中心のメリダにピントを合わせると、パンフォーカスになりがちなこんなシーンでも立体感がすごいですね。さすが180mm F2.8です。

165mm F2.8 / ディズニー・ハーモニー・イン・カラー
続いて高速回転するラプンツェル。
さすがにシャッタースピードを1/800まで上げましたが、こちらも高速オートフォーカスとF2.8の恩恵を得られるシーンです。

133mm F2.8 / ディズニー・ハーモニー・イン・カラー
ミッキーもバッチリです。
こういうったキャラクターに寄った写真では、昼間の場合恩恵を感じづらいですね。

180mm F2.8 / ワールドバザール
こちらはワールドバザールにあるクリスマスツリーを下から見上げる形で撮影したものです。
圧縮効果を使うことで、すごい煌びやかな感じになりました。

163mm F2.8 / ワールドバザール
装飾に寄って撮影すると、ワールドバザールが反射して良い感じですね。

131mm F2.8 / カフェ・オーリンズ
こちらは「カフェ・オーリンズ」のお店の前にいる石像です。
この周辺は非常に暗い(この石像に照明は当たっていません)のですが、手持ちでもブレることなくくっきりと写すことができます。

180mm F2.8 / エレクトリカルパレード・ドリームライツ
エレクトリカルパレードはこのレンズの真骨頂です。
これだけはっきりと捉えることができていても、ISOは2500程度で済んでいます(F6.3とかの望遠だと、ISO10000とかいってしまいがち。そして顔に合わせると手袋などが白く飛んでしまいがち)
クリスマスバージョンの装飾も、綺麗に描写できていますね。

180mm F2.8 / エレクトリカルパレード・ドリームライツ
高いところにいて下からしか照明が当たらず怖い顔になりがちのミッキーですが、この通り奇麗。
■まとめ
東京ディズニーリゾートでのおススメ度 ★★★★★
風景 ★★★☆☆(広角端70mmは場所を選ぶ)
フード ★☆☆☆☆(正直フード用ではない)
グリーティング ★☆☆☆☆(正直グリ用ではない)
アトラクション ★★★★☆(スモワなどこれが活きる場所はある)
ショー ★★★★★(最初からこれにすればよかった)
ほぼショー&パレード専用となってしまうものの、これまで多くの望遠レンズを使ってきた中で最も最高のレンズです。SONYまたはNikonのミラーレスを買ってディズニーに持って行こうと考えている方は、間違いなくこちらのレンズを購入すべきです。
