今回はSIGMAの標準ズームレンズ「28-70mm F2.8 DG DN Contemporary」をレビューします。
標準ズームは最初にセットになっているキットレンズと焦点距離が非常に近く、ディズニーに行く時にわざわざ買う意味があるのか?(どうせなら望遠でしょ)と考えている方が多いと思います。
■このレンズについて
キットレンズと明確に異なる点として、「F2.8と明るいこと」と「最短撮影距離が非常に短いこと」の2つが挙げられます。
レンズの明るさはぼけの量や夜の撮影などで大きな影響があり、綺麗に撮れるだけでなくオートフォーカスが利きやすくなりブレた写真になりにくい、という利点もあります。最短撮影距離の短さは特にテーブルフォト(食べ物や小物)の撮影でメリットがあり、座席が狭いレストランなどでも後ろに引いたり立ったりしなくて撮影できます。
■東京ディズニーリゾートでの作例

42mm F2.8 / マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー
いきなりトリミングした写真になりますが、背景ぼけの大きさが分かりますでしょうか。
焦点距離40mmでもここまで被写体を浮き上がらせた写真を撮影できます。

58mm F2.8 / ガッレリーア・ディズニー
ぬいぐるみにフォーカスを当てると幻想的な雰囲気になりますね。
毎回このシリーズコンプしたい欲が出るのですが、安くはないので我慢しています…

38mm F2.8 / ヴィラ・ドナルド・ホームショップ
おそらく多くの方が撮っているスポット。望遠側で撮影すると奥のデイジーがぼけすぎてしまうのと、圧縮効果で距離感が変わってしまうので広角側にしました。

28mm F2.8 / S.S コロンビア号
広角端での撮影。やはり28mmだと広大なというわけにはいきませんが、広大な場所から撮っているので雰囲気は伝わりますね。
JPEG撮って出しですが当時なんでこんな色味にしたんでしょう…

44mm F2.8 / テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ
ポートレートのぼけの大きさと、玉ぼけの綺麗さがこの一枚に集約されていますね。
単焦点で撮ったような写真です。

28mm F4.0 / ロストリバーデルタ
広角端で寄って撮影すると、若干のパースが得られます。ただしそのまま開放だとおそらくぼけすぎるので絞りは常に気を使う必要があります。

60mm F2.8 / シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
F2.8あれば、ある程度の暗さのアトラクションでもこの通り撮影できます。

57mm F2.8 / シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
チャンドゥが少し白飛びしてしまっているのが残念です。青系の滲みもあるので暗所で複雑な色遣いは苦手のようですね。

30mm F2.8 / マゼランズ・ラウンジ
こちらも店内の作例です。
こういうシーンは得意なレンズです。

38mm F2.8 / アメリカンウォーターフロント
こちらは外。綺麗に撮影できていますね。

28mm F2.8 / アメリカンウォーターフロント
手前のツリーが派手な発色ですが、奥のタワー・オブ・テラーもほどよい後ろぼけでちゃんと描写できています。

28mm F2.8 / アメリカンウォーターフロント
光源に引っ張られることなく人物にピントがしっかりと合っています。黒潰れすることなく服や髪の描写が残っているのがすごいですね。
■まとめ
東京ディズニーリゾートでのおススメ度 ★★★★★
風景 ★★★★☆(解像感も高いです)
フード ★★★★★(とても寄れるし、テーブル越しのポートレートも得意)
グリーティング ★★★★★(暗い部屋が多いので、しっかり撮れます)
アトラクション ★★★☆☆(まぁまぁ写りますが、過度な期待は禁物)
ショー ★★★☆☆(焦点距離不足が顕著ですが、目の前のキャラは綺麗かも)
このレンズのほかにショー、パレード用の望遠レンズを持って行けば撮れないものはないと思います。
やはり一番のメリットは得られる画と比較して小さくて軽いので荷物を減らせることです。重いレンズを持って一日歩き続けるというのは相当な体力も必要で、特にご家族での場合は両手で構えることすら困難な時もあるでしょうからね。
