今回はSIGMAの超望遠レンズ「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」をレビューします。
このレンズはCanon EF(一眼レフ)マウント用のレンズで、使用する場合には純正のマウントコンバーター「MC-11」が必要になりますのでご注意ください。
■このレンズについて
一眼レフ用のレンズということもあり中古が多く流通しているので、価格はかなり安くなってきています。気軽な価格で超望遠を手に入れたいという方には最適なのではないでしょうか。
ただし、このレンズは重量が1,160gあります。マウントコンバーターが125gなので、合計で1,285gということになります。これはかなり重い。実際にこれをパークで1日持って歩くのはなかなか辛いので覚悟が必要です。

こちらは「SONY α7C」に取り付けた様子です。このサイズが分かりますでしょうか。
重さもそうですが、この大きさを入れられるカバンを用意するのもなかなか大変です。
■東京ディズニーリゾートでの作例

234mm(351mm) F6.3 / ドナルド・ザ・レジェンド!
APS-Cモードを使うと150-600mmとなると考えるともはや怖いもの無しです。
地蔵なんて不要で、自分がどこにいようがキャラクターをアップで捉えることができます。

234mm(351mm) F6.3 / ドナルド・ザ・レジェンド!
マウントコンバーターを介して使用しているので、オートフォーカス性能などが気になる方が多いと思いますが、びっくりするくらい普通に使えます。
さすがに純正のような爆速!ということはありませんが、通常使用において遅くてイライラするということはありません。TAMRONのRXDモーター搭載レンズの方が遅いと感じるくらいです。

400mm F6.3 / クラブマウスビート!
少し暗いショーベースでもこの通りです。
ここでも「どの席だろうがキャラクターをアップで撮影できる」というメリットが活きてきます。

400mm F6.3 / クラブマウスビート!
こちらも同じくです。正面の席が当たった時なんて最高ですね。

400mm(600mm) F6.3 / ミニー、ウィー・ラブ・ユー!
東京ディズニーシーのハーバーショーは特に超望遠が必要になってくるシーンですが、ここでもパージが遠い状態からキャラクターをしっかりと狙えます。

400mm(600mm) F6.3 / ミニーのファンダ―ランド
東京ディズニーランドの場合、パレードルートで司会にフロートが見え始めたような段階から抜けるので、必然的に撮影チャンスの機会が増えます。

186mm(279mm) F5.6 / ミニーのファンダ―ランド
レンズのF値は結構暗いので、焦点距離によるぼけは勿論ありますが、浮き上がるような…とまではいきません。

400mm(600mm) F6.3 / ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~
夜のハーバーショーの場合はボディの高感度性能に依存する形にはなってしまいますが、手振れ補正も搭載されているのでそれほど明るくなくてもブレずに撮影可能です。ただしオートフォーカスが合焦しはじめるまでにワンテンポあるなというのは否めません。

400mm(600mm) F6.3 / ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~
被写体にぐっと寄って明るさを確保すれば、この通り非常に綺麗な写真を撮ることができます。

400mm(600mm) F6.3 / ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~
この時はリドアイルの裏手から撮影していたのですが、その位置から無理やりピアッツァ・トポリーノにいるエルサを狙ってみました。
表情などは分かるものの解像感は失われなかなか厳しいですね。でも分かる程度に捉えられるというのはすごいことだと思います。

400mm(600mm) F6.3 / ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~
ミッキー&ミニーは白く輝いているので飛んでしまいがちなのですが、この通り綺麗に撮影することができました。
■まとめ
東京ディズニーリゾートでのおススメ度 ★★★☆☆
風景 ★☆☆☆☆(かなり限定的)
フード ★☆☆☆☆(何も撮れません)
グリーティング ★☆☆☆☆(何も撮れません)
アトラクション ★☆☆☆☆(何も撮れません)
ショー ★★★★★(何でも撮れます)
あまりにも大きくて重いこと以外は最高で、これがあると場所取りからは解放されます。
ただしその「あまりにも大きくて重いこと」が相当なネックです。それに耐えられる方はコストパフォーマンスが非常に高いのでおすすめです。
