今回はいつものスナップ写真…ではなく、以前出したHowTo要素を実際にお店で意識したどのような写真になるか、を試してきた記事になります。
もっと良い写真を撮れるようになりたいなと思っている方に参考になれば嬉しいです。
前回のHowToはこちら
使用機材
今回はコンパクトデジタルカメラで出せる画で説明しています。
LEICA D-LUXシリーズはそれなりのぼけ量、それなりの焦点距離、それなりの高感度性能をとてもコンパクトな中に凝縮しているので、常に持ち歩けるカメラとしては最高です。おすすめです。
広角で撮る時は有効な主役を見極める

LEICA D-LUX8 / 10.9mm(24mm) F1.7
対象が小さいものであれば、広角で思い切り寄ることでパースを強調して印象的な写真になりますね。
この写真は氷でしたが、凝った装飾のスイーツとかもで似合うと思います。

LEICA D-LUX8 / 10.9mm(24mm) F1.7
こちらはパンケーキに寄った場合です。前ぼけ、背景ぼけの両方があってパンケーキを強調した写真になってはいますが、丸いパンケーキに歪みが発生してパンケーキの形が不自然になっていますね。
広角で寄ることがデメリットとなってしまう場合もあります。

LEICA D-LUX8 / 10.9mm(24mm) F1.7
例えばこのように、写真の主役をパンケーキではなく「パンケーキの断面」とすることで歪みを上手に使って断面を強調するように撮影すると、広角の良さが出ると思います。
スマートフォンの広角カメラで撮影する時は、こういったポイントを意識すると良いでしょう。

LEICA D-LUX8 / 10.9mm(24mm) F1.7
また、少し距離を取り、構図を斜めにすることで歪みやパースを抑えた違和感の少ない写真にもできます。
圧縮効果は積極的に使う

LEICA D-LUX8 / 15.4mm(34mm) F2.3
最初のHow To記事で歪みを抑えるために望遠気味で撮影すると書きましたが、もうひとつ重要な要素が「圧縮効果」です。
どうせ望遠で撮影するなら、そちらを入れることで更に印象的な写真になります。
こちらは正面から撮影したもので、35mm換算で34mmと割と広角、ミルクなどの小さいグラスも横に並んでいる「普通」の写真。

LEICA D-LUX8 / 34mm(75mm) F2.8
こちらは望遠端を使用、小さいグラスは後方に来るに用に並べて斜めから撮影。
コーヒーグラスの「珈琲」にピントを合わせることで、背景だけでなく小さいグラスもぼけて表現に深みが出たような気がします。

LEICA D-LUX8 / 34mm(75mm) F2.8
圧縮効果が得られないようなシーンでも、基本的に望遠で撮影することで歪みのない、ぼけの大きい写真が採れます。
真上から撮る時は絶対に中心に撮る

LEICA D-LUX8 / 10.9mm(24mm) F1.7
インスタなどでよく見る、お皿を真上から撮った写真。
もちろん自宅スタジオで撮影する時にはアームなどを使って真上になるようにするのですが、外で撮影する場合には真上から撮るのはかなり難易度が高いので気をつけましょう。
また、お皿と距離を取ることも難しいため必然的に広角での撮影になります。主役となるお皿をしっかりと捉えて、周囲のものにパースを効かせていくことが重要です。ので基本的に望遠を意識していきたいですね。
あえて主役を中心からずらす

LEICA D-LUX8 / 27.2mm(60mm) F2.8
広角の場合は主役が中心でないと違和感のある写真になるとお伝えしましたが、逆に望遠側で撮る場合は主役を中心からずらすのも面白いです。
こちらの場合は主役はコーヒーで、手前のパンケーキのほうが遥かに大きいのに主役にはしていません。

LEICA D-LUX8 / 27.2mm(60mm) F2.8
こちらは主役が苺ソースの照りという場合。
今回は全体的にナチュラルにLEICAそのままの色で掲載していますが、照りを強調したい場合は色味を鮮やかにしても良いと思います。食べ物とビビッドな色味は相性が良いです。

LEICA D-LUX8 / 28.6mm(63mm) F2.8
こちらはパンケーキが主役ではあるのですが、あえてパンケーキをフレームアウトさせています。
これにより見えていない余白部分を見た人に想像させ、普通に写すよりも強調する効果があります。

LEICA D-LUX8 / 10.9mm(24mm) F1.7
全体像ではなく限界まで寄ったりすると、パンケーキのテクスチャまでしっかりと描写できるので、「おいしそう」
背景をうまく使う

LEICA D-LUX8 / 10.9mm(24mm) F1.7
外で撮影する最大のメリットは、「背景を使える」ということです。
こんな感じでぼけを大きくして背景を撮影すれば周囲の方の迷惑になりにくく、照明は玉ボケとして利用できるので日常を非日常として写しやすくなりますね。スマートフォンではこのような写真は撮れないので、コンパクトデジタルカメラやミラーレスを使っている方は積極的に狙いましょう。
「綺麗」「おいしそう」を伝えられるかが大事

LEICA D-LUX8 / 23.9mm(53mm) F2.8
カフェやレストランで食べ物を撮影することは、多くの人が日常的にやっていることだと思います。
ただの記録写真ではなく、「綺麗」「おいしそう」を伝えられる写真を撮れるかどうか。長年写真を趣味にしていますがそこが出せるかどうかが一番重要で日々勉強研究を重ねているところです。
このブログが少しでも何かの参考になったら嬉しいです。
![[How To]snap#10 LEICA D-LUX8 カフェで美しく撮る。 実践編](https://photoclef.hiho.jp/wp-content/uploads/2026/03/thumb-1.jpg)